「読書とコーヒー」

ここ数日で読んだ本をメモしておく。

 

佐野彰彦『経営者のためのウェブブランディングの教科書』

川島良彰『コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか』

福江幸江/吉城モカ『僕はコーヒーが飲めない①〜③』

 

もともとコーヒーを飲むこと自体は大好きだったが、単に店で飲むという程度だった。

しかし、最近では、コーヒーを自ら煎れることに興味に関心が出てきた。

実際に体験してみたり、すでに嗜んでいる人から教えてもらったりしている。

川島さんの本によると、日本におけるコーヒーの理解はまだまだ十分ではなく、結果として美味しくないコーヒーが味に見合わない値段で提供され続けているのだそうだ。

そして、そういったコーヒーを多くの人が経験してしまうことで、コーヒー離れが進み、コーヒー本来の魅力がますますないがしろにされるという由々しき事態となっている。

そういった状況を変えるため、質の高い豆の提供や、正しいコーヒーの知識の啓蒙活動を、川島さん自ら盛んに行っている。

そこでついた異名が「コーヒーハンター」だ。

 

川島さんの本を読み、私たちコーチングの業界にも似たような構造があるように感じ、コーヒーの話として以上の示唆が得られた気がする。

近いうちに電動ミルやドリッパーなどを購入し、自宅でちょっとしたコーヒーを煎れることを楽しめるようにしようと思っている。

ちなみに、『僕はコーヒーが飲めない』は川島さんが監修をつとめる人気マンガだ。

「Goal Setting」

ゴール設定は、コーチングにおける一大テーマだ。

以前、私がコーチングのライセンスを取得する際に提出したレポートでは、ゴールの設定をテーマにして20000文字のテクストを作成した。

いま考えると、それでも十分なものだったとはまったく言えない。

とにかく、ゴール設定というのは、非常に奥が深く、重要なのだ。

とはいうものの、実際に学ぶはじめの一歩を踏み出さなければ、いつまでたってもゴールという概念を使いこなすことができない。

使いこなすことができなければ、コーチングの価値を引き出すことはできない。

ゴールについて学ぶ、はじめの一歩としてオススメなのが、以下の記事だ。

よくあるゴール(目標)への誤解も含めて、理解を深めていただけると幸いだ。

 

コーチング理論から考える正しい目標設定の方法

「再録:実践、抽象度を自在に操るためのワーク」

私は2015年の9月から、無料のメルマガを配信している。

メルマガ「REenのメールマガジン」

その中では、コーチングを理解するためのさまざまな記事を書いてきた。

古い記事は、最近になってメルマガに登録された方は読めない状態だ。

「読みたい」という声をよくいただく。

そこで「再録」シリーズとして、加筆修正した古い記事をこちらのブログに少しづつ掲載することにした。

役立てていただけると幸いだ。

今回は「実践、抽象度を自在に操るためのワーク」という記事だ。

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今日はコーチングの重要概念である、抽象度、それも抽象度の操作について書いてみたいと思います。

抽象度の操作ができれば、問題が簡単に解決できるようになったり、誰も手をつけてないビジネスチャンスを発見できたり、大量の読書ができるようになったりします。

その意味で、どんな人にとっても役に立つ能力であると言えるでしょう。

まずは抽象度とは何かを確認しましょう。

抽象度とは、概念を情報量の大小によって上下関係として位置づけたものです。

そして、上位の概念は下位の概念を包括したものであり、これらは数学でいう集合論、朿論によって厳密に形式化されます。

いきなりこんなことを言われても「はあ?」となるかもしれません。

この定義が今は理解できなくても大丈夫です。

このように形式的に定義するととても難しい抽象度ですが、わたしが理解のためによく出す話は以下になります。

「りんご、バナナ、みかん」、これらはつまり、「くだもの」である。

「りんご、バナナ、みかん」よりも、「くだもの」のほうが抽象度が高いといえる。

これは抽象度の例ですが、要はこのような関係のことを形式的に定義すると上のような表現になるということです。

ちなみに、この例は、わたしが小学生を指導する場合に出す例で、子供達も抽象度をきちんと理解してくれますよ(笑)。

ということは、抽象度という言葉を理解すること自体はそんなに難しいものではないということです。

しかし、「抽象度を操作する」ということになると話は別です。

抽象度を操作することは、抽象度の言葉を理解するよりもはるかに大変です。

そこで次に、抽象度を操作するためのワークを紹介します。
まずは、コーチングの概念をひとつ取り上げてみます。

たとえばコンフォートゾーンを取り上げましょう。

そしてその定義を考えます。

コンフォートゾーンであれば、「安心できる領域」のことです。

最後に、世の中を見回してみて、「安心できる領域」となっている具体例を探していきます。

自分にとって会社はコンフォートゾーンだな、とか、最近奥さんと仲が悪いから家庭はコンフォートゾーンではないなとか、東京みたいな都会はコンフォートゾーンではないなとか、収入400万円はコンフォートゾーンだなといった具合です。

このように、抽象度の高いコーチングの概念から、具体的なところに降りるワークは、あなたの抽象度の操作能力を向上させてくれるでしょう。

ほんとうに世の中の見え方が変わってきますよ。

ぜひチャレンジしてみてください。

「コーチング」

年末から年始にかけて、普段は行っていないトライアルコーチングの募集を行う。

同時に、コーチングセッションのキャンペーンも行う。

詳細に興味のある方は、私の無料メールマガジンに登録していただければ、内容が確認できる。

 

メルマガ「REenのメールマガジン」

「パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング」

私は、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチだ。

エンハンスメントを日本語にすると、「向上させる」ということになる。

では、パフォーマンスとは、何だろうか。

仕事、恋愛、家族関係、趣味、ファイナンス、学習、健康、、、人間のありとあらゆる活動において、その生産性の高低のことを「パフォーマンス」と呼ぼう。

そのようなパフォーマンスすべてを、圧倒的に向上させることができるのだ。

 

仕事は早く、高いレベルでできるようになる。

人間関係も円滑になる。

趣味も充実する。

経済的にも豊かになる。

学習も圧倒的に効率的になる。

心身も健康になる。

 

プロのコーチとは、そのための知識と技術を修めた人間であると言える。

知識と技術を駆使して、相手のあらゆるパフォーマンスを圧倒的に向上させることが、私の仕事だ。

しかし、どうやって?

それには科学的な手法が存在するのだ。

どのような活動においても、私たち人間が必ず用いているものがある。

脳と心だ。

私たちはそれを「マインド」と呼ぶ。

マインドの正しい使い方を体得することにより、人はそれまででは想像もつかないような圧倒的なパフォーマンスを発揮することができる。

例えるならそれは、車のエンジンをそれまでより遥かに高性能なものに積み替えるようなものだ。

その車でどこに向かって走るかはそれぞれの自由だが、狙った方向へ、迅速にたどり着くことができるようになる。

 

私は、あらゆる人間の持つ無限の可能性を引き出すことが仕事であり、人生のミッションであると決めている。

それがパフォーマンス・エンハンスメント・コーチの役割だからだ。

パフォーマンス・エンハンスメント・コーチングを習得したい人はどうすればいいのだろうか。

私も中に入り、「場」を作るお手伝いをしている養成講座が存在する。

興味があれば、詳細を確認してみてほしい。

 

http://www.libertycoaching.jp/coach/ticecoach.html

「忘年会」

本日は、コーチの仲間たちと少人数での忘年会を行った。

といっても、特別な何かをするというわけではなく、食事をしながら語るというものだ。

トルコ料理を出す店で、丁寧に作られた大変美味しいものばかりだった。

最後にはしっかりと、トルココーヒーを飲み、トルコアイスを食べた。

 

コーチの仲間たちには、いろいろな経験をされてきた人が多い。

日本という垣根を越えて、世界自由で見聞を広げてきたような人たちだ。

そういう人たちの話を聞くのはとても楽しいし、勉強になる。

また、自分がみてきた世界は、まだまだ狭いものだったのだなと、痛快でさっぱりとした気持ちが湧いてくる。

こういった人たちと同様の経験を自分も積んでいくことができれば、もっともっと成長できるだろうと、自分に対する期待感が上がる。

こういった心の動きを一般に「刺激を受ける」というのだろう。

またひとつ、来年の指針が見えてきた。

たくさんの「経験」を積むというものだ。

来年がこんなに楽しみな今年は、人生ではじめてかもしれない。

 

「内部表現の書き換え」

「内部表現の書き換え」とは、苫米地式コーチングの中心概念である。

ただ、この概念の解釈は少し難しくて、偏ったイメージが持たれているようにも感じる。

この記事では、「なぜ偏ったイメージになるのか」については書かないが、内部表現の書き換えが「どういったものか」のヒントになる内容を書こうと思う。

 

内部表現の定義は、「情報処理主体が意識的、無意識的に認識しているものすべて」だ。

この場合、情報処理主体は人間と考えて問題ない。

このときの「認識しているもの」には、自分自身のことも含まれる。

なぜなら人間は、自分のことを観察し、記述するという内省的自我を持っているからだ。

「おなかがすいているぞ」とか「あれ、おれはいま頭にきているな」とか、「私は人前で話すのが苦手だわ」などが、内省的自我による認識の例だ。

いずれにせよ、人間という情報処理主体が意識的、無意識的に認識しているものを内部表現と呼ぶ。

 

よく考えてみればわかると思うが、この内部表現のあり方がその人の世界そのものだ。

ある女優がテレビに出ていて、「この人綺麗だな」という認識を持つ人はそういう世界に生きているわけだし、「たいしたことないな」という認識を持つ人は、違った世界に生きている。

人生を変える、好転させるには、内部表現を変える必要があり、そこで内部表現の書き換えという概念が生まれてくるわけだ。

 

書き換えのテクニックはたくさんあるが、その多くは言葉を使わないものであるため、ここで書くことはほとんど不可能だ。

ただ、書き換えがどのようなものであるのか、について説明することはできる。

たとえば、私があなたに「昨晩は何を食べましたか」と質問をしたとする。

実はもうこれが、内部表現の書き換えになっている。

なぜなら、その人の認識は、私が質問をすることで、それまでのとはまったく違うものにフォーカスすることとなっているからだ。

こう考えると、内部表現とは、ほとんど常態として「書き換わり続けて」いるとわかる。

外側から情報が常に入ってきているからだ。

つまり、内部表現の書き換えとは、何も特別なことではないのだ。

なぜか特別なことのように見えてしまいがちなので、注意すべきだと私は思っている。

 

何が重要かは、もう少し違うところにある。

「内部表現を書き換える」ことが重要なのではなく、「内部表現を効果的に書き換えるための意図」が重要なのだ。

 

いま思いついたのは、「方向」、「推進力」、「定着」というワードだ。

「方向」とは、内部表現をどのような状態へと書き換えるかだ。

「推進力」とは、内部表現をどのくらいの効果で、書き換えられるかということだ。

「定着」とは、書き換えられた内部表現をどのように維持するかだ。

内部表現は書き換わり続けているのが当たり前だとしたら、上記のような意図がない書き換わりには、あまり意味がないと考えられる。

上記の意図をどのように上手に扱っていくかの説明は、いずれもコーチングの概念を複数用いて構築する必要がありそうだ。

長くなりそうなので、それはまた別の機会にでも。

「自信」

誰かに自信をつけさせてあげたいときには、本人が自信を持っている必要がある。

そうでなければ、一緒に自信のない状態を悲しむだけになるからだ。

そのときの自信とは、徹底的に自分で自分のことを評価するものであるべきだ。

自分の評価にもいろいろあるが、特に、ゴール(goal)を達成するための能力が自分にはあるという種類の自己評価のを、エフィカシー(efficacy)と呼ぶ。

エフィカシーが高くあるためには、高いゴールが必要である。

ということで、誰かに自信をつけさせてあげたときは、自分が大きなゴールを持っているかが重要なことのひとつとわかる。

 

教育のプロが教える、子供に自信をつけさせるとっておきの方法

「読書歴」

最近読んだ本。

 

「超簡単 お金の運用術」山崎元

「ゴールドビジョン」久野和禎

「レバレッジ人脈術」本田直之

「レバレッジ勉強法」本田直之

「パーソナルマーケティング」本田直之

「文は一文目から書かなくていい」藤原智美

「伝え方の教科書」木暮太一

「成功は服が決める」西岡慎也

「働き方革命」駒崎弘樹

 

ビジネス書を中心に攻めている。

「つけ麺」

少し時間が空き、お腹が空いたので外食をしようと思った。

付近に「つけ麺」を出す店があったので、入ってみた。

よく考えてみると、このような「つけ麺」を食べるのは実に久しぶりだった。

最近では、味覚が変わってきたこともあり、このような「強い」味のものはあまり食べなくなってしまったのだ。

麺は少なめで注文して、10分くらい待つと、「つけ麺」がやってきた。

食べてみると、美味しくも不味くもなかった。

いや、この表現はあまり的確ではないかもしれない。

美味しいのは美味しいと感じている。

しかし、美味しいとか不味いとかを感じる世界とはちがったところから、行為そのものを俯瞰している自分の感覚がより強かった。

それは美味しいとか不味いとかではなく、ただ食べているという感じ方だった。

食べた「つけ麺」の味自体での感動はさほどなかったが、そのような自分の感覚の変化(進化?)に対する感慨は深いものだった。

この感覚の変化は、自分のゴールにとってはよいものだと考えている。