「再録:強制現状破壊ワーク」

私は2015年の9月から、無料のメルマガを配信している。

 

メルマガ「REenのメールマガジン」

 

その中では、コーチングを理解するためのさまざまな記事を書いてきた。

古い記事は、最近になってメルマガに登録された方は読めない状態だ。

「読みたい」という声をよくいただく。

そこで「再録」シリーズとして、加筆修正した古い記事をこちらのブログに少しづつ掲載することにした。

役立てていただけると幸いだ。

今回は「実践、強制現状破壊ワーク」という記事だ。

 

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今回は、速読についてです。

私は読書が好きで、けっこうな量を読んでいる方だと思います。

その数は、月に200冊を超えることもあります。

どうやったらそんなふうに読めるようになるのですか、と言われることがあります。

これには、いろいろな説明の仕方があるものの、一言で言ってしまえば「慣れ」の問題です。

慣れてしまえば人間はけっこうなことができるようになってしまうものです。

ということで、本を早く読めるようにするためのワークを紹介したいと思います。

1:本を10冊用意する

2:1時間のタイマーを用意する

3:時間内に読む

これだけです。

1時間でそんなに読むなんて無理だ、と思われたのではないでしょうか。

もちろん、いままでの読み方であればそうかもしれません。

しかし、このワークでは、1時間という時間設定がまず先にあり、その中で10冊読むためにはどのような読み方をすればいいのかを考えて実行するのです。

つまり、いままでの読み方を強制的に捨て去るというワークなのです。

おそらく文字を1文字1文字読み、頭の中で音読していたら絶対に無理でしょう。

慌ただしくページをめくり、ページをザザッと「見ていく」ような読書になるでしょう。

ここでは、意味を十分に理解できたかどうかは問題にしなくてけっこうです。

とにかく読み、とにかく見る、それを1時間以内に10冊やる。

これを強制的にこなすことで、劇的に感覚が変わります。

おそらく終わったあとは、いままで味わったことのないような、頭がくらくらした感覚を覚えることになります。

また、読んでいる最中の感覚も、いままでと全く違ったものになるでしょう。

それでいいのです。

そうやって、いままでのコンフォートゾーンになっている読み方から一歩外に出てみることこそがこのワークの狙いだからです。

そのような段階を何度か経ると、今度は普通に読むときの速度が上がっていることに気がつくでしょう。

ぜひことあるごとに繰り替えし、読書スピードを上げていってください。

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