「風邪の症状の推移」

数日前から風邪気味だ。

とはいうものの、日々の活動はほとんど滞ることなく進んでいる。

 

以前であれば、だいたい2日くらいは使い物にならない状態で、ベッドの中でうなされていた。

いまはもうそういうことはなくなった。

コーチングを学び始め、実践するようになってからというものの、風邪で寝込むということはがなくなったのだ。

風邪はたまにひいているのだが、活動しているうちに治ってしまう。

早ければ1日、長くても数日の間に通常の体調に戻る。

ただし、咳だけ残って長引くことがたまにある。

 

風邪をひいたときの体調を観察していると、面白いことに気がついた。

風邪の諸症状と呼ばれるものがある。

せき、鼻水、のどの腫れと痛み、寒気、節々の痛み、くしゃみ、熱っぽさ、眠気、だるさ

などだ。

これらの症状は、順番に入れ替わるように出てくるのだ。

これは1日で治る短い風邪も、数日かかるものも同様で面白い。

もちろん、現れ方として、症状のひとつが完全に消え、入れ替わるように次の症状、というものではない。

また、順番も常に一定というわけではない。

しかし、なんとなくの傾向というものがあるように思える。

 

私の場合、まず朝起きた時に、体のだるさ、眠気などが感じられることからはじまる。

実はこの時点では、風邪であるという自覚はあまりない。

なぜなら、それ自体はあまり目立った症状ではないからだ。

もし鼻水がダラダラと出て止まらないとかであれば、明らかに体に異常があるとわかるが、だるさや眠気などは平常でもありうるのであまり気にしないのだ。

ただし、観察を続ける中で、これら目立たない初期症状を風邪のひき始めであると自覚する視点を作ることができた。

それは、前日の過ごし方との比較によってもたらされた。

前日が大変忙しかったり、単純に前日の睡眠時間が短いなどであれば、だるさや眠気自体は不自然なものではない。

しかし、前日が比較的落ち着いていて、睡眠も取れているのにもかかわらず、だるさや眠気が過剰に出ている場合は怪しいと考えるわけだ。

もちろんその際には、それなりの対応をする。

 

そして症状が進むと、次はくしゃみがやってきて、その次に寒気や鼻水がやってくる。

この時点までくると、ああ風邪をひいているなと簡単にわかる。

さらに次に進むと、のどの腫れと痛みが現れ、せきが出るようになり、だんだんと風邪そのものが収束していく。

書いてみて気づいたのだが、強い節々の痛みや、高熱はあまりないようだ。

これらが生じる風邪とは、非常に重いものであり、私の場合は日常活動できるレベルの風邪におさまっているため、特に感じられないのだろう。

 

ちなみに、この文章を書いている時点ではせきの段階へ入り始めたところだ。

だからもうすぐ快癒すると思われる。

 

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