コーチは過去のことをあまり振りかえらない。
振りかえり、苦々しいはずの記憶を思い出したとしても、たかだか「いい思い出」くらいにしか思わない。
だから、今の私を知っている人、今の私だけを見ている人からすれば、私にそのような過去があったということはピンとこないようだ。
しかし、間違いなく私も、コーチングによって人生を変えることができた、そして命を救われたはずの一人だ。
コーチングと出会っていなければ、人に誇ることのできない、ろくでもない人生を送っていた可能性は極めて高い。
私が自分を変えることができたのは自分のマインドの力によるものだが、それは、私の横にコーチングとコーチという存在があったおかげであることは、疑いようがない。
「私も誰かにとってのそういう存在でありたい」
常にそう考えながら生きている。