最近よく考えている、仕事の最適化についてだ。
ゲシュタルト(認識のまとまり)を意識して、最適な形に設計し、無意識化する。
簡単に言えば、仕事の最適化とはこれだけだ。
表現してしまえば一文で終わってしまうのだが、これが実に奥が深い。
ありとあらゆる大小のゲシュタルトが存在し、それらを最適な形にしていく必要があるからだ。
しかも、最適化した一瞬あとには、さらによりよい最適化の可能性が出てくる。
常に物事は流動的であり、一瞬一瞬に新しい状況が生まれてくるからだ。
状況が変われば、最適な形が変わるのも当然だろう。
そこで、「リミット」を考える必要が出てくる。
リミットとは、要するに締め切りのことだ。
締め切りがあるから、そこで最適化をやめるという判断が出てくる。
もし、締め切りがなければ、永遠に最適化をしなければならない。
リミットと最適化のせめぎ合いを、さらにひとつ上の抽象度から観察し、設計をしていく。
そんなことを考えながら、日々の仕事をこなしているが、まだまだ工夫の余地がありそうで楽しくなってくる。