学びは人から得るものだ。
よって、一番良い学びは、学びにとって理想的な人間関係の中で生じる。
学びの生じる人間関係とは、教えたいと思う先生と、教わりたいという生徒が出会うこと、これが前提だ。
そして、学びの生じる理想的な人間関係とは、「この人に」教えたいと思う先生と、「この人から」教わりたいという生徒が出会うことだ。
こういう関係を築くことができれば、「情動記憶からくる自我(重要性評価関数)が生み出すスコトーマ」の壁を飛び越えることができる。
なぜなら、「この人に与えられる自分になりたい」「この人から受け取れる自分になりたい」という、それまでにはなかった重要性がそこにはあるからだ。