3週間ばかり濃密な予定が続き、今週の月曜日にそれが終わった。
その結果、ゲシュタルトが一時的に破壊され、それが落ち着くまで数日を必要とした。
具体的には、なんとも落ち着かない精神状態や、筋肉のこわばり、眠気、頭痛、集中力の欠損などが生じる。
そして、金曜日である今日、だいたいもとの状態に戻ったように感じる。
落ち着くまでの間に、何もやっていないわけではない。
基本的には仕事をしている。
ところが、よく自分を観察してみると、やはり高度に脳を使うようなタスクをこなすことは難しいようだ。
自分が成長するためには、すでに出来上がったゲシュタルトを壊し、ゴール側へと再統合することを繰り返す必要がある。
ところが、ゲシュタルトの破壊の規模が大きすぎると、リカバリーに少々時間がかかる。
リカバリーの数日を仕方のないものとして受け入れるか、あるいは、ゲシュタルトの破壊の規模をもう少し抑え、小刻みに変化をしていくのか。
どちらがいいのかは一概には判断がつきづらい。
しかし、最近では、数日にわたって影響が出るほどでもなく、それなりにゲシュタルトの破壊が生じる程度のスケジュールの組み方が望ましいのではないかと考えている。
言葉では説明しづらいのだが、成長のペース(ゲシュタルトの破壊の規模)と、リカバリーに必要な時間の関係には、ちょうど二次関数の最大値をとるようないいポイントがあるような気がする。
書いていて思いついたのだが、成長のペースと、リカバリーの時間とのさらに上の抽象度で何か考えることができれば、もっと成長が早く、リカバリーする時間も必要のないアプローチがあるかもしれない。
それが何かはまだわからないが、そのうち思い付くだろう。